※この記事は、私自身が妊娠中に経験した症状について書いた体験談です。症状や経過には個人差があります。
三人目の妊娠中、私は初めて「かゆくて眠れない」という経験をしました。
最初は胸だけ。
「なんか胸がかゆいな」
くらいだったのが、どんどんひどくなり、毎日のように掻きむしるように。
そして、ついには出血するほどになりました。
さらに時間がたつと、胸だけではなく、うなじや腕、手の指の間、ひざ下、脇腹など、全身がかゆくなっていきました。
ぶつぶつも出てきて、
「何これ?」
と思うように。
私は最初、
「これ、ダニに刺されているんじゃない?」
と思っていました。
寝ている間、とくに夜中にかゆみがひどくなることもあり、完全にダニを疑っていました。
そのため、寝室の掃除やダニ対策まで徹底的にすることに。
でも、何をしてもよくならない。
皮膚科の薬も効かない。
そして、皮膚科を変えて診てもらったことで、ようやく原因が分かりました。
「これは妊娠蕁麻疹ですよ」
と言われたのです。
今回は、三人目の妊娠で初めて経験した、私の妊娠中のかゆみと「妊娠蕁麻疹」の体験を書きます。
最初は胸がかゆかった
症状が始まったのは、出産の約4か月前でした。
三人目の妊娠中、今まで経験したことがないくらい、胸がかゆくなりました。
最初は「ちょっとかゆいな」という程度だったのですが、数週間たってもずっとかゆい。
我慢できずに掻いているうちに、どんどんひどくなっていきました。
ついには、胸を掻きすぎて出血するほど。
そして、胸に小さなぶつぶつも出てきました。
「ナニコレ?」
と思いました。
今までこんなことになったことがなかったので、かなり驚きました。
まずは皮膚科へ
これは普通じゃないと思い、皮膚科を受診しました。
薬を処方してもらい、塗り始めました。
すると、塗ってから1週間くらいで、
「少し良くなったかも?」
と感じました。
ところが、しばらくするとまたぶり返しました。
それで再度、皮膚科を受診。
今度は別の薬を処方されました。
しかし……
全く効きませんでした。
この頃、病院ばかり行っていた
この頃の私は、他にもいろいろと病院へ行っていました。
目が充血して眼科へ行ったら結膜炎と診断されたり、風邪をひいて内科を受診したり。
手をケガして、また病院へ行ったり。
もちろん妊婦健診で産婦人科にも通っています。
本当に、
病院ばかり行っている時期でした。
そんな中、内科を受診したときに、先生に胸や皮膚の症状を見せました。
すると先生が症状を見て驚いて、
「帯状疱疹じゃないか!?」
と言われました。
さらに、
「乾燥もすごいぞ」
とも言われました。
そこで保湿剤を処方してもらい、皮膚科でもらった薬とあわせて塗ることにしました。
でも……
それでも全然よくなりませんでした。
胸だけだったかゆみが、全身に広がっていった
最初は胸だけだったのに、今度は別の場所までかゆくなってきました。
まず、うなじ。
いつもかゆくなるのは夜中でした。
うなじがかゆくなって、掻きむしる。
すると、今度は手の指の間にもぶつぶつが出てきました。
指の間には、ぶつぶつだけではなく、水泡のようなものもできました。
さらに、
- 手の甲
- 腕
- ひざ下
- 脇腹
など、どんどんかゆい場所が増えていきました。
ぶつぶつも全身に広がっていきました。
特に手の甲や腕、ひざ下などは、ボコボコと地図のように皮膚が浮き上がる感じでした。
この時点では、私はまだそれが何なのか分かっていませんでした。
ただ、とにかくかゆい。
そして、特に夜中がひどい。
寝ている間に無意識に掻きむしってしまい、朝起きると出血していることもありました。
大体は夜中3:00頃から寝れないほど痒くて朝方までずっと掻きむしっていました。
外出するときは、手足が見えないような服装を選ぶようになりました。
「やっぱりダニだ!」と思った
ここまで症状が広がってくると、私はますますダニを疑うようになりました。
ネットで自分の症状を検索して、
「やっぱりダニに刺されたんじゃない?」
と思ったのです。
特に、夜中にかゆみがひどくなる。
寝室で症状が出ている。
だったらダニなのでは?
そう思いました。
そこで、寝室のダニ除去作戦を始めました。
ダニ対策用品を使ったり、布団を念入りに乾燥させたり。
カーペットも処分。
ぬいぐるみも処分。
おもちゃも他の部屋へ移動。
とにかく寝室をきれいに、清潔にしました。
かなり徹底的にやったと思います。
ただ、一つ気になることがありました。
寝室で寝ているのに、この症状が出ているのは私だけ。
「なんで私だけなんだろう?」
とは思っていました。
でも、
「妊娠中だから、私だけ反応しているのかな?」
などと考えていました。
ところが、どれだけダニ対策をしても……
一向によくなりませんでした。
皮膚科を変えてみることに
ここまでやっても改善しない。
最初の皮膚科でもらった薬も効かない。
ダニ対策をしてもダメ。
そこで、思い切って皮膚科を変えることにしました。
別の皮膚科を受診しました。
そして、私の診察の番。
先生にこれまでの経過を説明しました。
すると先生が、以前の病院でもらった薬を見て、
「なんで前の病院で、水虫用の薬を処方されているの?胸に塗ってるの?」
と。
私は、
「え……。わかりません」
と答えました。
そして症状を診てもらった結果、先生から言われたのが、
「これは妊娠蕁麻疹ですよ」
という言葉でした。
初めて「妊娠蕁麻疹」と診断された
ここで初めて、私は自分の症状が「妊娠蕁麻疹」だと知りました。
三人目の妊娠でしたが、こんなことになったのは初めて。
「妊娠中って、こんなこともあるんだ……」
と驚きました。
先生からは、
「出産すれば落ち着くと思います」
と言われました。
さらに、薬も処方してもらいました。
ただ、
「塗ったからといって、すぐに改善するわけではない」
「効いてくるまでに1~2週間くらいかかるだろう」
という説明も受けました。
なので、説明された通りの塗り方で、きちんと薬を塗りました。
でも……
私の場合は、なかなか効きませんでした。
結局、出産までずっとかゆかった
薬を塗っても、なかなか症状は改善しませんでした。
出産するまで、ずっと掻きむしっていました。
夜中にかゆくなって、寝ながら掻いてしまう。
そして出血。
本当に辛かったです。
「出産すれば落ち着く」
と言われていたので、
「早く出産したい……」
と思っていました。
産婦人科でも相談したけれど
もちろん、妊婦健診で産婦人科に行ったときにも、この症状について説明しました。
ただ、産婦人科の先生からは、
皮膚の症状については皮膚科のほうが専門なので、皮膚科の指示に従うように
という説明でした。
私は、
「妊娠蕁麻疹なら、産婦人科の先生のほうが経験が多いのかな?」
と勝手に思っていたので、少し意外でした。
でも、実際には皮膚の症状については皮膚科で診てもらうことになりました。
そして、出産
そして、妊娠38週5日。
私は無痛分娩で出産しました。
最後は麻酔が効かず、頑張って出産。
赤ちゃんが生まれました。
「これで、かゆみもすぐに治るかな?」
と期待していました。
ところが……
出産してすぐには、よくなりませんでした。
出産後、少しずつよくなっていった
出産後もしばらくは、かゆみが残っていました。
でも、1か月くらいたつと、
「かなりよくなってきた」
と感じるようになりました。
そして2か月くらいたつ頃には、
ほとんど掻きむしらなくなりました。
本当にホッとしました。
現在は、じめじめした時期などに、たまに一部分だけかゆくなることがあります。
そして、掻きむしってしまった跡もまだ少し残っています。
でも、あの頃と比べると本当に大分ましになりました。
あの頃の写真は撮っていません
実は、症状がひどかったときの写真は撮っていません。
あまりにもひどくて、自分でも見たくないくらいだったからです。
「こんな状態を写真に残したくない」
と思っていました。
今、ブログを書いていると、
「写真があったら、もっと分かりやすかったかな」
と思うこともあります。
でも、当時の私は写真を撮る余裕なんてありませんでした。
それくらい辛かったです。
「妊娠蕁麻疹」というものを初めて知った
私はこの経験をするまで、妊娠蕁麻疹というものを知りませんでした。
三人目の妊娠で初めてなったので、
「妊娠って、毎回同じじゃないんだな」
と改めて思いました。
同じ自分の妊娠でも、一人目、二人目、三人目で違うことがたくさんありました。
まさか三人目で、こんなに強いかゆみに悩まされるとは思っていませんでした。
そして、最終的には出産後に少しずつ症状が落ち着いていきました。
本当によかったです。
まとめ
ダニだと思ったら妊娠蕁麻疹でした。
これを機にぬいぐるみを沢山処分しました。
子供たちにも説明して納得してもらいましたが。
ダニじゃなかったので捨てなくてもよかったかな…と、ちょっと思ったりしましたが。
あの頃はダニだと確信していたので、ダニが好みそうなものを見るのが本当に嫌でした。
まぁ、これからもまたぬいぐるみは増えるので、できるだけ清潔にしていきたいと思います。
私の経験が、何かの参考になれば嬉しいです。
※この記事は筆者自身の体験談です。妊娠中のかゆみや発疹にはさまざまな原因があります。自己判断せず、気になる症状がある場合は医療機関に相談してください。
最後に産後三か月の足の様子を載せています。
見たい方は下の方へ
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くすんでいるところも蕁麻疹でひっかいたところです。
大分マシになりました。

以上、参考になれば幸いです

